リクルートは22日、来春卒業予定の大学生・大学院生を対象にした就職求人倍率の推計を発表した。
企業の求人総数は前年比1・7%増の94・8万人と、1987年の現行の調査開始以降で最多となった。学生1人当たりの求人総数を示す求人倍率は2・14倍と前年調査と同じで、学生の売り手市場が続く見通しだ。
リクルートは「好調な企業収益と、定年を迎えた団塊世代の大量退職により、企業の採用予定が増えている」と説明している。
規模別の求人倍率は、大企業(従業員1000人以上)が前年と同じ0・77倍、中小企業(1000人未満)が0・04ポイント増の4・26倍だった。
業種別では、金融業が前年比0・04ポイント減の0・35倍となった。前年に大量採用した企業が多いため求人数が減った。ただ、就職希望者数は増えているといい、学生にとって狭き門となりそうだ。流通業は0・16ポイント減の7・15倍で、求人数は微減、就職希望者は微増となっている。 (読売新聞)


