大阪府八尾市の 小阪合 ( こざかあい ) 遺跡で、シカと船が描かれた古墳時代初め(3世紀前半)の土器が初めて出土し、24日、市文化財調査研究会が発表した。
こうした絵画を描いた土器は弥生時代中期〜後期に流行、農耕 祭祀 ( さいし ) に使われたとされていたが、同じ祭祀が古墳時代まで続いていたことを示す資料となる。
火鉢に似た形の「 手焙 ( てあぶ ) り形土器」(高さ17・2センチ、最大径15・7センチ)。側面に、角の生え替わりが稲作と同じ周期であることから、神聖な動物とされる雄、雌各3頭のシカ(長さ4〜7センチ)、稲の精霊を運ぶ乗り物とされる船(同9センチ)などが線刻されていた。
報告会は27日午後1時から同市立歴史民俗資料館。展示は25日〜5月11日が同資料館、同12〜16日が市立埋蔵文化財調査センター。 (読売新聞)


