山形県の日本酒が、東京都内の居酒屋に対して出版社が行った好感度調査で1位に選ばれた。一般消費者を対象にした調査では、新潟県が好感度トップだったが、玄人筋には山形酒の評価が高いらしい。
日本酒好感度ナンバーワン調査をした東京・築地の出版社フルネットの中野繁社長(62)は、都内の居酒屋が山形酒をトップに選んだことについて、こう話す。同社が08年1〜2月にかけて行ったアンケートによると、山形酒に対する支持は得票率の52.9%と過半数を超える圧勝だった。
中野社長は、「お酒は量産するとよくない。兵庫・灘や京都・伏見の大手酒造は、プロは一切評価しません。少量生産で高品質の飲んでおいしいお酒を造っているメーカー、酒蔵がたくさんあるのが山形というわけです」と説明する。
中野社長によると、山形酒で有名なのが「十四代」(高木酒造)、「出羽桜」(出羽桜酒造)。この2銘柄で、トップグループを引っ張っている。全国で販売しているものの、量をそれほど造っていないので、シェアは大きくはない。が、地元では出回る数は少なく、全国各地の居酒屋などから引っ張りだこの人気だという。


